ケミカルピーリングとは、酸で古くなった角質を除去する治療のこと。グリコール酸、乳酸、サリチル酸などの酸を皮膚に塗り、一定の深さで皮膚を剥離し、その後の新しい皮膚に置き換える治療法です。
ケミカルピーリングをすることで、肌の代謝を活性化させ、肌サイクルを正常にします。ケミカルピーリングは肌の角質を除去し、つまった皮脂もきれいになり、適応分野として、しみ・そばかす、小じわの改善、にきび、にきび痕、肌のくすみなどに効果があります。角層が薄くなることで、化粧品など成分の吸収がよくなるため、美肌効果アップも期待できます。
しみやそばかすは、ケミカルピーリングを回数を重ねて行なえば薄くなりますが、完全に消すのは困難です。皮膚の表面を徐々に薄くしていくので、一時的に濃くなったりしますが、ある回数を重ねていくと次第に薄くなります。
ほとんどのクリニックでは日本人の肌に合うマイルドな処方で、患者さんそれぞれの肌質や症状に応じて、酸の濃度や塗布時間を調整し、肌の負担を最小限に抑える工夫をしています。
施術の間隔は2〜4週間に1回、適応や個人差により、4〜12回程度の施術が必要となります。ケミカルピーリング中の注意として、栄養面ではビタミンC、Eや皮膚の回復力高めるタンパク質(赤身の肉、卵など)をたっぷり摂るように心がけ、しみを作りやすくするソラーレン(セロリ、パセリ、レタスなどに多く含まれる)は、日に当たらない夕食で摂るようにしましよう。
また、角質の一部を除去しているので紫外線の影響を特に受けやすく、しみを作りやすくなっていますので、UVケアは念入りに行いましょう。
ケミカルピーリングは保険が適用されませんので、自費での治療になります。ケミカルピーリングの料金は病院によって異なりますので、事前にきちんと調べておくことが必要でしょう。ケミカルピーリングは皮膚科や美容整形外科などで受けることができますが、1回の施術で終わるのではなく、6回〜10回の施術が必要になります。平均すると、顔全体のケミカルピーリングで5万円〜10万円の料金がかかるようです。
病院によって料金に差があるのは、病院が独自で料金を決めるからであって、どこの病院でも施術の方法などにはあまり変わりありません。病院によって対応が不親切だったり、アフターケアが雑だったりしますので、病院はしっかりと選ぶべきです。